金網テーブル再び


 しつこいようだけど、またも金網テーブルネタ。以前「Podea-01用に金網付きテーブルを作る」で金網を使う方法を紹介したけど、そのときは金網をどうやって空中に固定するかが課題となっていた。で今回、ちょっといい方法を思いついたので記録がてら、記事をアップしておこう。

 金網を浮かせるいい方法、それは、MDF版に金網を打ち付けといて、その上に金網を置く方法だ。ややこしい。。。

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 上の写真を見れば分かるとおり、まずMDF板の上に、「調理バット用の金網」を置く。これは、調理用品として売られている、金属製のバット用の金網だ(これも「金網」と呼ばれている)。バットとは、あの、揚げた天ぷらなどを置いておくための金属製の薄い箱だ(そう、この方法は台所で思いついた)。バットのサイズはいろいろあるが、だいたい規格として決まっているみたいで、Podea-01用には「8枚取り用」のバット向けの金網がぴったりあうようだ。PodeaのMDF板のサイズは36cm×25cmなので、これにちょうど合いそうなものをAmazonとかで探して、次のような商品を見つけた。

エコクリーン IKD18-8角バット網 細目 8枚取用 AEK3403(遠藤商事)(Amazon)

 サイズは「間口×奥行×高さ(mm)=360×245×11」なので、ほぼぴったり入りそう。網目のピッチも6mmなので、まぁ許容範囲か。合羽橋とかへ行って探せばもっといいのがあるかもしれないけど(もっと網のピッチが狭い奴とか)、まぁこれでよしとしよう。

 MDF板の上に置いてみたところ、なかなかいい感じだ。

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 どうやって固定するか少し悩んだが、とりあえずMDF板に少し穴を掘って金網の足を入れて位置決めをし、さらにその上から木の棒で押さえることにした。釘で打ち付けてもいいんだけど、後で外すことがあるかもしれないので、取り外せるようにしておく方がいいと思う。

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 今回は、わざわざ図面まで引いてみた。前に目分量で四隅の穴を開けたところ、ねじ穴がずれていてい、きちんとねじが固定できず、偉い目に遭ったので。。。。

 位置を決めたら、横から棒を入れて木ネジで押さえる。

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 木の棒は、幅10mmほどのを用意して、下面を金網の足のカーブに合わせて少し削っている。それを、頭の丸い木ネジで固定した。平頭のネジだと、レーザーが上に反射していろいろまずいことになりそうなので、丸頭のにしてみた。木の棒じゃなくてアルミ棒の方が頑丈そうだけど、やはりレーザーが真上に反射しそうなので、木にしている。ちなみに、隅っこの部分は少しカットして、四隅のネジを上から締めれるようにしている。なんか、かっこ悪いね。

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 ちなみに、金網を固定する前に、まずきちんと水平になるように、あちこち押さえたり、曲げたりして、網の曲がりを可能な限り直しておくこと。もともと調理用具なので、上面はかなりゆがんでいるし、水平、平面でもない。何も考えずにそのまま使うと、平気で2~3mmぐらい上下してしまう。これは致命的だ(たぶん)。

 完成したMDF板をセットするとこんな感じ。

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 で、このまま上に紙などを置いてカットしてもいいんだけど、ちょっと隙間が大きすぎ。次のようなカットならいいけど、細かいパーツを切り離すような用途だと、カットした紙パーツが隙間から下へ落ちてとても面倒なことになる。

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 なので、実際に使う場合は、この上にさらに金網を置くべし。

 で、金網を置いてカットしているのが次の写真。ただし金網は上に置いてあるだけで、固定していない。網ってけっこうゆがんでるから、しっかりまわりに重しなどを置かないと、紙が浮いてちゃんとカットできないので注意。このあたりは要工夫。

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カット結果は?

 以上でカット用の台(テーブル)が完成したので、紙をカットしてみよう。使用した紙は厚さ0.15mmぐらいの白い紙。白い紙はとにかくカットしづらい。カットパワーを100%、カット速度を4mm/sまで落としてやっとカットできた(少しでも色が付いていれば、7~8mmぐらいまで上げても大丈夫なんだけどねぇ)。

 まずは表側。

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 まぁまぁきれい。以前は表側だってもう少し茶色くなってしまっていたけど、これだとほぼ元の紙の色のままだ。

 お次は裏側。

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 なんということでしょう。裏側なのに、ほぼまっしろ。前の金網テストのときはもう少し変色したけど、これだとカットした縁のごくごく近くに、一部変色が見受けられるだけで、ほぼ真っ白だ。これはうれしい。網の下側の空間が広がった分だけ煙がこもりにくくなり、変色しにくくなったようだ。変色が皆無というわけではないんだけど、とりあえずはこれで十分だ。

 ちなみにカット後のMDF板には、いっさい焼け跡は付いていない(ように見える)。レーザーからの距離が離れているのでフォーカスが合わず、下のMDF板がほとんど焼けないようである。

紙の曲がり、そりに注意

 ここで紹介した方法を使う場合、1つ注意点があるのでここに記しておく。MDF板の上に紙を直接置いてカットした場合は、紙がMDF板にくっつくのでカット中に紙が曲がったり、そったりすることはあまりない。でも金網の上に紙を置いてカットすると、途中で紙が曲がったり、浮き上がってきたりする。特に紙が薄いと顕著だ。次の写真は、コピー用紙(厚さ0.1mmか、それ以下)をカットしているところだ。

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 この写真、分かりづらいけど、紙の手前側が浮き上がって、丸くなっている。これだけそり返っていると、レーザーとの距離が変わってうまくカットできなくなる(カット端がバラバラなのに注意)。なので、カットする場所の周りを何らかの方法でしっかりと押さえておかないと失敗する確率が非常に高くなる。周りに重りや押さえなどをいっぱい置いたり、一度に紙全体をカットせず、細かく何回かに分けて(押さえの位置をずらしながら)カットする、といった工夫が必要かも。大出力レーザー加工機だと、きっともっと高速なので、紙がそる前にカットできたりするんだろうなぁ、知らんけど。

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